東京　大阪　往復割引

「往復の切符を買うと、新幹線の料金は割引にならないの？」
そう考えて、東京〜大阪間で使える往復割引切符を探す方も多いのではないでしょうか？

 

新幹線では「往復割引」という割引制度を利用することができます。
一定の距離以上の同一往復区間であれば、乗車券を往復購入すると運賃が1割引になります。
しかし、この往復割引が使えるのは片道の営業キロ数が600キロを超える区間なので、552．6キロの東京−新大阪間では利用できません。

 

東京から往復割引が利用できるのは姫路より先。（岡山・広島・博多など）
大阪への往復では距離が足りず割引は効きません。

 

では、東京−大阪には、往復すると安くなる切符はないのでしょうか？

 

利用者数も多い東京−大阪の新幹線では、割引料金で新幹線に乗れる方法はごく限られたものしかありません。
エクスプレス予約や金券ショップで販売している新幹線格安チケットを使うと少しは安くなりますが、差額が大きくなるわけではありません。

 

東京−大阪の新幹線料金を往復で格安にするには、新幹線ホテルパック以外には方法はないのです。

 

 

しかし、自分の実家がある場合など、泊まる必要がない時には新幹線ホテルパックも使えません。
こだまで往復すれば安くはなりますが、各駅停車の往復はとても耐えられるものではありません。

 

そこで、こだまとひかり・のぞみを組み合わせて、往復料金を少しでも安くする方法を考えてみました。

 

 

「こだま」＋「ひかり・のぞみ」で往復

片道のみ「こだま」を使うと、東京−大阪のぞみ指定席往復29,440円よりいくら安くできる？

 

ぷらっとこだま＋のぞみ自由席

ぷらっとこだまは片道10,500円、自由席料金はは約13,870円。
往復で24,370円なので、のぞみ往復より5,070円安い。

 

ぷらっとこだま＋新幹線格安チケット

ぷらっとこだまは片道10,500円、新幹線格安チケットは約14,000円。
往復で24,500円なので、のぞみ往復より約4,000円安い。

 

EX早特21＋EXこだまファミリー早特

エクスプレス予約商品での往復方法。
EXこだまファミリー早特は片道10,080円、EX早特21は11,200円。
往復で21,280円なので、のぞみ（普通車指定席）往復より8,160円安い。

 

 

片道をこだまに乗ると、このような組み合わせが考えられます。
「EX早特21＋EXこだまファミリー早特」という組み合わせが最も安いですが、EX早特21は21日以上前に予約しなければならず、しかも利用可能な列車の時間帯が限定されます。
さらに、EXこだまファミリー早特は2人以上での利用が条件なので、1人の時にはこの方法は使えません。

 

往復割引が使えない東京−大阪では、このような方法を使うこともできますが、無理に「こだま」に乗らなくても往復で安くなる新幹線ホテルパックが間違いなく便利で格安です。
東京−大阪の場合、前後の在来線を含めて往復割引が利用できたとしても、安くなるのは往復2,000円くらいです。これに対して新幹線ホテルパックは往復で1人9,000円くらい安くなります。

 

 

東京〜大阪の新幹線ホテルパックおススメはこれ！