東京〜大阪の新幹線自由席料金
東京〜大阪間では、「のぞみ」の指定席に乗ると片道14,720円、「ひかり」「こだま」の指定席で片道14,400円です。
指定席ではなく、自由席を利用すると料金は変わり片道13,870円。
「のぞみ」「ひかり」「こだま」のどの自由席に乗っても、料金は同じです。
同じ列車でも、自由席に乗れば指定席よりも「のぞみ」の場合は850円安く、「ひかり」「こだま」の場合は530円安くなります。
このように大人一人で自由席を利用する場合、料金の差額は大した差額ではありません。
ところが、子連れの家族旅行の場合、料金の差額はもっと大きくなる場合があります。
それは、どんなケースでしょうか?
新幹線は自由席に乗れば安くなります。
しかし、東京〜大阪で安くなるのは、片道850円、往復で1,700円。
ところが、新幹線宿泊パックを利用すると、1人約9,000円以上お得!
往復・宿泊する方は、自由席より新幹線パックで指定席に乗った方が安いです。
東京〜大阪の新幹線自由席は家族旅行がお得に!
家族旅行の場合、特に小学生未満(幼稚園以下)の幼児を連れて新幹線に乗る時には、指定席を利用するより、自由席に乗った方がかなりお得です。
指定席に幼児を連れて乗り、座席を確保すると、本来無料の幼児でも子供料金がかかります。
ところが、自由席に乗れば、1席確保して座っても料金は無料。
この差が大きいので、年末年始・お盆などの帰省ラッシュの時は、自由席が混雑するのです。
では、大人1人で小学生未満の子供を1人連れて新幹線に乗った場合の料金を比較してみましょう。
幼児が指定席に乗ると
大人の片道料金は14,720円、幼児も子供料金がかかるので片道7,350円。
片道合計は22,070円、往復で44,140円です。
幼児が自由席に乗ると
大人の自由席料金は片道13,870円、幼児は無料です。
すると、かかる料金は片道13,870円、往復27,740円です。
幼児を連れて東京〜大阪を往復すると、自由席と指定席では16,400円の差が出ます。
一人でこれだけ差額が出るので、乳幼児が複数の場合は、自由席を利用した方がもっとお得です。
(大人・子供1人に対して無料になる乳幼児の人数は2人まで)
こんな理由があって、自由席は子連れの家族で満席なのです。
参考:子供料金と家族旅行費用について
では、東京〜大阪間で少しでも自由席に座れる確率を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
東京〜大阪の新幹線自由席に座るには?
指定席に幼児を連れて乗る時、座席を確保せず膝の上に乗せていれば料金は無料です。
しかし、東京〜大阪間は「のぞみ」でも2時間30分かかるので、大人も子供も大変です。
そこで、東京から大阪へ、大阪から東京への新幹線で自由席に乗る場合に「自由席に比較的座りやすい方法」をいくつかご紹介します。
自由席を利用される方は参考にしていただければと思います。
東京から乗るには東京駅と品川駅の2つがあり、当然、品川から乗るより、始発駅の東京から乗った方が座れる確率は高いです。
混雑する時期は、品川駅の方が近い方も東京駅へ行ってから乗るといいですね。
東京駅は全てが始発駅ですが、大阪から東京へ向かう場合、始発駅は新大阪駅ではなく、博多発・広島発など博多や広島から乗客を乗せてくる列車もあります。
当然、先に乗客が乗っているので、空席は少なく、座れる確率が低くなります。
そこで、狙いたいのは「新大阪発」の新幹線。
時刻表で新大阪発の列車を調べ、選んで乗ると座れる確率が上がります。
のぞみの自由席は3両なのに対し、「ひかり」の自由席は5両。
当然、「ひかり」の方が座れる確率が高くなります。
東京〜新大阪間であれば、所要時間は30分ほどしか変わりませんので、自由席で立ち続けるより、「ひかり」に乗って30分長く座っていた方が楽ですね。
自由席は号車によって座席の数に多少の違いがあります。
例えば、1号車は運転席があるため、当然座席数が少なくなります。
1号車と2号車に同じ人数が並んでいたとしたら、座れる確率が高いのは2号車です。
東京〜新大阪間の新幹線を大人2人・幼児1人で往復自由席に乗り、1人5,100円のホテルで泊まると合計料金は70,780円。
これと同じホテルに宿泊する新幹線宿泊パックの料金は、大人2人・子ども1人で65,900円。
幼児を小学生扱いにして新幹線パックを子供料金で申し込むと、指定席に座ることができます。
全員が自由席に乗るよりも新幹線宿泊パックで全員指定席に座った方がお得です。